平成29年入局 中井 貴大
2018.6.15|研修日記
平成29年4月入局の中井貴大と申します。
私は学生実習・前期研修の際に大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術に出会ったのがきっかけで放射線科を志すようになりました。当時、大動脈瘤の手術は大手術であるとの印象が強く、あまりの患者の負担の少なさに感激しました。入局の際は心臓血管外科等と最後まで悩みましたが、奈良医大放射線科は日本の画像下治療(IVR)の先駆者であり、今なお最前線にいるということや、若手を育てる風土が強く感じられたことなどから、最終的に入局を決めました。
IVRは新しい治療法であり、日々治療器械や技術の進歩がみられる新鮮な分野です。知識や技術の習得・updateは大変ではありますが、先輩方に支えていただきながら充実した研修生活を送っています。またIVRでは病変を直接見ることなく、放射線や超音波による画像をもとに治療を行うため、IVR医には画像診断能力が必須となってきます。画像診断に関しても、奈良医大には全国的に有名な先生方が多くおられ、日々指導していただける理想的な環境だと実感しています。
興味を持たれた方は是非一度見学に来てください。奈良医大放射線科は全国・世界中から同志を募集しています。